私をスキーに連れてって!
新宿発の深夜バスに揺られて行くは部活の同期全員でのスキー旅行。(若干の欠席者あり)
知り合いと話したり、持ってきた伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」を読んだりして時間を過ごす。
明け方、バス目的地到着。
ロッジで数時間の仮眠をとった後、早速滑りに。
スキーをやるのは三回目。
一回目は小学生の頃入っていたスイミングスクールでの旅行、
二回目は同じく小学生時代のボーイスカウトでの旅行、
いずれも小学生時代のもの。
かれこれ10年振りくらい、ってかこうなってくるともう初心者と変わんねえ。
そもそもスキーなんてカネのかかるブルジョアジーのやるもんだなんて、
頭の悪いステレオタイプな考え方を抱いていたりもしたので、
正直この旅行にも乗り気ではなかったし。
そんな僕の主義主張はさておいてスキー場に到着。ああ、着いちゃったよ。
「83ってスキーうまそうだよね」と仲間の一人が喋る。
「何食わぬ顔で滑ってるって感じ?」
「そうそう、そんな感じ」
んな訳ねえじゃん。イメージ的には間違っていないかもしれないけどさ。
いきなり上のほうまでリフトで昇る。
ちょっと、滑れねえって、いきなり。
躊躇しつつも腹くくって滑ってみる。
結果は案の定。こける、こける、またこける。何度もこけまくる。
誰だよ、滑れるって言った奴?
それでも何度かこけたり滑ったりしてくうちに何とか滑れるようにはなるもんだ。
体が覚えてる?昔とった杵柄ってやつっすか?
スキー後はロッジでメシ食ったり、温泉に入ったり、
ラウンジで酒飲みながら総さんと呼ばれるここのオーナー(でいいんだよな?)と話したり、
そんな風にして夜を過ごす。
で、1時過ぎ就寝。