THE有頂天ホテル | チャンネル83

THE有頂天ホテル

パソコンの調子も復旧したし、またぼちぼち始めようかなと思っているこのブログ。

とりあえず飽きるまで続けます。

 

まあ、いろいろと話せることあるんだろうけど、

つい先日観た、「THE有頂天ホテル」、

それについて話そうかね。

 

実はこの映画を観る前によく行く糸井重里の「ほぼ日」、

そこでの本人の日記にこんなことが書かれてた訳。

 

三谷幸喜監督の『THE有頂天ホテル』観てきました。

いろんな感想やら、批評やら、あるのでしょうが、

ぼくにとっては、やっぱり、こう言いたい!

世界初の「ヅラ映画」の誕生である、と。

 

意味分からないでしょ、これ。

これを読んでからというもの凄い気になってたのよ。

「ヅラ映画って何だよ」って。

映画を観た知り合いにこの話をすると爆笑しながら「そうだそうだ」って言っててさ、

ますます気になんのよ。

 

そしてその翌日、知り合いと遊んでたらホントに観に行こうかって話になっちゃって、行ってきたのさ。

 

映画館行く、そして観る。

 

 

ぎゃはははは!確かに!

こりゃあ紛れもない「ヅラ映画」だ!

 

あんまネタばれになるから言えないけど、確かにコレ、ヅラ映画だ!

ヅラとか被り物とか、付け耳とか、そんなんばっかだ、これ。

小道具の使い方が凄いな、コレ。

 

ヅラの話ばっかしても、しょーがないのでそれとは別の感想も。

 

密室空間でのドタバタコメディーって意味じゃ、

ちょっと前にテレビでもやった「ラジヲの時間」に似ているところがあるけど、

話の広げ方が全然違うんだよねー。

ホテルって狭い空間の中でもあっちこっちで脈絡のない話が展開されていって、

もうどんどん空間が広がっていくように思えるのよ。

でも広がりきった話がラストのほうで一つに収束されていって、

キレイに終わる、

それが何とも言えず爽快でスゴイのよ。

 

しっかし、この映画、ホントに役者の数が多いよなあ。(しかも主役級の)

もったいないくらいに贅沢な使い方をしてるっていうか、

役者によっては10分も出てなかったりするんじゃないか?

でも、ちゃんと作品の中で存在感、出してんだよねえ。

いやはや、もうやっぱスゴイの一言になっちゃうんだよなあ。

 

最終的にはエンターテイメントの真髄を見せられましたって、

ホント、陳腐だけど、そんな感想。

でも、ホント面白かったです。

にしても、やっぱり「ヅラ映画」だよなあ、コレ。