ローランド・カークを聴きながら
伊坂幸太郎の「重力ピエロ」という小説にローランド・カークってジャズの演奏者の名前が出てくる。
彼は盲目、盲目のジャズプレイヤー。
そんな彼の「Volunteered Slavery」って曲を主人公が嫌々ながら聴くシーンがある訳。
その彼の盲目とは思えないくらいに演奏を聴いて主人公が驚いて、
そしていいって言うんだ。
で、今僕もそのローランド・カークのライブ盤を聴いていいって思ったんだ。
特に「Volunteered Slavery」はとてつもなくパワフルでホントにカッコいいんだ!
彼の演奏はステップを踏んでるみたいに陽気で、
それこそ重力みたいな重たいもんを飛び越えた、
そんなカンジがすんだ。
あー、スゲエよ、この人。
盲目なんてカンケーないんだぜ、多分この人には。
スゲーカッコいいよ、この人。
今日の一曲 Volunteered Slavery/ローランド・カーク