ローランド・カークを聴きながら | チャンネル83

ローランド・カークを聴きながら

伊坂幸太郎の「重力ピエロ」という小説にローランド・カークってジャズの演奏者の名前が出てくる。

彼は盲目、盲目のジャズプレイヤー。

そんな彼の「Volunteered Slavery」って曲を主人公が嫌々ながら聴くシーンがある訳。

その彼の盲目とは思えないくらいに演奏を聴いて主人公が驚いて、

そしていいって言うんだ。

で、今僕もそのローランド・カークのライブ盤を聴いていいって思ったんだ。

特に「Volunteered Slavery」はとてつもなくパワフルでホントにカッコいいんだ!

彼の演奏はステップを踏んでるみたいに陽気で、

それこそ重力みたいな重たいもんを飛び越えた、

そんなカンジがすんだ。

あー、スゲエよ、この人。

盲目なんてカンケーないんだぜ、多分この人には。

 

スゲーカッコいいよ、この人。

今日の一曲 Volunteered Slavery/ローランド・カーク