Space Sonic/ELLEGARDEN | チャンネル83
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- ELLEGARDEN
- Space Sonic
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- 伊坂幸太郎の「砂漠」の感想も書きたいところだけど、
- そろそろ音楽の話も・・・、
- ってことで今年一発目の音楽は今勢いのあるエルレの新譜を!
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- はっきりいってヤバイです。
- 「RIOT ON THE GRILL」以来の音源だけど、
- 更にパワーアップしてる。
- 表題曲「Space Sonic」は出だしから徐々にギアを上げ、
- サビで一気にトップにもっていくキラーチューン!
- 「Stereoman」は重めのギターリフと美しいメロディが同居したナンバー。
- 「Mr. Feather」はゆっくりと鳴らす「静」のサウンドから激しくエモーショナルに、
- でも、一音一音を噛み締めるように鳴らす「動」に移るナンバー。
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- 音の感じは全体的に「RIOT ON THE GRILL」の頃よりより重く、
- 激しいものに変化してる。
- そして驚いたのは歌詞。(ちなみに今回は全部英語詩)
- 「Space Sonic」では出だしから「朝が来ると恥ずかしくて息をするのも嫌だ」だの、
- 「僕は有罪だ」「自分はこの星で一番ダメな人間だって気分にさ」と歌うし、
- 「Mr. Feather」では「僕の人生はクソだ」と吐き捨てるように歌うし、
- 思わず「一体どーしたんだ!?」と言いたくなっちまうようなシリアスでネガティブな歌詞が目立つ。
- それ故なのか、作品全体から重い印象を受ける。
- 但し、重くはなってもそれの重さに押しつぶされるかといえば、
- そー言う訳でもない。
- 「僕はそいつを受け入れる方法を見つけたから どこにも行かない」いう「Space Sonic」の歌詞にはそのヘビーさと向かい合っていくタフさも感じられるんだ。
- そしてやっぱりサウンドは美しいんだ。
- ヘビーになった故に、よりメロディの美しさが引き立ったんじゃないか?
- そんな気がして仕方ないんだ。
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- はっきり言ってこいつは凄い!
- 聴けば分かる。
- 最っ高にカッコよくて、最っ高にヤバイ。