裏方日記 釈迦兎寄合 in 日比谷野外大音楽堂 | チャンネル83

裏方日記 釈迦兎寄合 in 日比谷野外大音楽堂

コンサートスタッフの仕事でSHAKALABBITSのライブに行ってきました!

とは言ってもシャカラビについてはついてはあんまよく知らないからライブレポートらしいものはできません・・・。

なので、裏方としての一日について書こうと思います。


14時30分、野音到着。会社のロゴの入ったTシャツに着替える。とは言っても着替え場所などない。っていうかそこは野音の外のとある広場。人もいる。そこで着替える。上半身裸?そんなの関係ない。


着替えて会場へ入る。ファンより先に会場に入れるのはスタッフの特権。リハだってより鮮明に聴くことができる。もっとも、野音の場合は野外の会場だからあんま関係ないんだけど。中に入るとリハの真っ最中。ステージ上方には「釈迦兎寄合」の文字が。いいな、こういうセンス。かっこいい。


会場で先ずやったのはチラシの作成。テーブルを回りながらそこに置かれたチラシをまとめる。ぐるぐるぐるぐる。まるでハツカネズミみたいだ。このまま回り続けたらバターになるんじゃないか?ってそれは虎か。そんなくだらない考えに一人楽しみながら作業を続ける。それを30分強。


そういや途中で花を運んだが、そこに東海林のり子の名があったのは未だに謎だ。何でだろう?


それが終わるとようやく全体説明。ライブのスケジュールと会場の設備、場内での禁止事項云々の説明。ここら辺はあんま面白くない。


各自のポジション配置の説明が終わるとようやく食事。ちゃんと弁当が出る。今日は20分以上は食べる時間があった。ひどい時だと10分もないから今日はいい方。弁当もよかったし。


開場直前、雨が降り出す。野音は野外なのでこういう場合は雨具が必要。野音ならでは。スタッフにはカッパが支給。だが、これがやたらすけすけ。シースルー気味。


17時、いよいよ会場。開場時の僕の仕事は場内でのチケットチェック。指定席に立ち見の客が入らないようチェックするのが主な業務。だが、直ぐに場内物販テント(グッズ売り場)での客整備にまわされる。Tシャツが馬鹿売れしていた。が、その反面、CDやDVDは売れず。そりゃあそうだ。初回版だとか言ってもライブに来る様なファンならもう持ってんだろ。結局Tシャツ、タオルとグッズは全て完売。どうやら買えなかった客も結構いたよう。残念そうだ。だが、CDは残ったままだった。


そういや会場内には女性が多いのに気付く。また、カップルもちらほら。・・・以前から気付いていたが、ロックも男性だけのもんじゃないんだなとしみじみ実感。ってかライブって女性の方が参加率高いもんだし。デートにも使われるんだもんなあ。なんて思いながら仕事をこなす。


目の前ではTシャツを買った人達がその場で着替える。どーでもいいけど、目の前にいた腰パンの男、パンツ丸見えだから。


18時、ライブスタート。開演中は野音の上の方のブロックで柵を持っていた。立ち見のファンが興奮して流れ込むのを防ぐ為だ。終演までの2時間、これをやるのはなかなかくたびれる。基本的に片膝立ちでこれを行うことが多いのだが、足がしんどい。何度も足を組みかえる。だが、今回はまだいいほう。これが最前の柵持ちともなると、ファンのあたりが激しいのだから。


20時(正確には19時45分頃?)、ライブ終了。終了後は先ず客出し。これをやらねば場内清掃ができないのだ。だから客を出す。どんどん声をかけて出す。それが終わると今度は場内清掃。雨のせいで地面がびちょ濡れだから余計にめんどい。そして次に場内の柵や物販テントなどの片付け。一応言っておくけど、僕が申し込んだ仕事に搬出(ステージの撤去)は入ってない。だが、こういった客席の柵や椅子の運びぐらいはやるのだ。これが今日はやたらしんどい。単純作業を何往復もする。普段なら1時間もあれば終わるのが1時間半はかかった。


21時半、ようやく終了。Tシャツを返して終了。給料は今回は会社での払いなので、そのまま帰宅するのだった。これがだいたいの一日の流れって訳。仕事について分かってもらえたかな?


しかし、シャカラビの音にちゃんと触れたのは今回が初めてなのだが、これがいい。メロディがいいのもあるが、リズム隊がしっかりしているのもあるんだろう。音がぶっといのだ。いやー、正直侮ってた。シャカラビファンの皆さん、ゴメン。


あと、驚いたのがヴォーカルのUKI。彼女もまたぶっといヴォーカルだ。かわいらしい声してんなって思ったら途端にぶってぇ声で叫ぶし。どっから出んのよって思う訳。


シャカラビ、マジでいいなあ。また面白いバンドを見つけることができたよ。

なので今度シャカラビのCD買った時はこのブログで紹介しますんで!